格安SIMって容量をオーバーすると速度が遅くなるの??
格安SIMと大手キャリアのスマホとの大きな違いは通信速度と通信制限です。
大手キャリアのスマホ契約と比べて3~4割安いMVNOの格安スマホ。
その安さの理由は通信速度と通信制限があるからです。
この記事では格安SIM二社の例を挙げて、格安SIMの通信速度と速度制限のしくみ
そして通信制限がかからないように格安SIMを使用するテクニックを解説します。
楽天モバイルの通信速度と通信制限
楽天モバイルの料金プランはこちらの表のとおりです。
スマホの回線利用用途で最も多いのがLINEやfacebookでしょう。
もしSNSをやっておらず、一日の検索が10回未満。動画も視聴しないのであればベーシックプランで使用してもよいと思います。
ベーシックプランは常時200Kbpsとなります。
楽天モバイルはベーシックプラン以外のコースの通信速度は下りの速度(ダウンロード)は最大225Mbps。上りの速度(アップロード)は最大50Mbpsになります。
一般的なスマホユーザーは1日当たりのLINEのメッセージのやり取りが50回未満、SNSを見る時間が合計1.5時間程度、一日あたりの動画の視聴が10分程度とすると3.1ギガプランが最適なプランとなります。
この場合、もし月のデータ通信使用量が3.1ギガを越えた場合、超えた時点で通信速度はベーシックプランと同じ200Mbpsになります。
制限を超えてもネットが使えなくなるわけではありませんし、追加料金が発生することもありません。
翌月になればデータ通信使用量はリセットされ、高速回線が使用できるようになります。
DMMモバイルの通信速度と通信制限
DMMの料金プランは以下の通りです。
DMMモバイルのライトプランは楽天モバイルのベーシックプランと同じで回線速度は200Kbps。
DMMモバイルの高速データ通信プランの契約だと回線速度は下り最大300Mbps、上り最大50Mbpsとなっています。
楽天モバイルが下り225MbpsなのでDMMモバイルのほうが速いように書かれています。
楽天モバイルとDMMモバイルは両方ともNTT docomoの通信回線を使用しますので、実際にどの程度速度が異なるかは分かりません。
また、DMMモバイルも楽天モバイルと同様、データ容量の上限を超えて通信を行った場合、高速回線は使用できなくなります。
DMMモバイルは楽天モバイルよりも細かくプランが分かれています。
格安SIMでデータ使用量を節約するテクニック
ここで通信量が多くなる使用用途ベスト3を挙げてみました。
動画の視聴 通信量が最も大きくなるのが動画の再生です。
動画サイトはYouTubeが最も一般的です。 ウェブサイトに埋め込まれている動画で高画質なものほど通信量が多くなります。
スマホで動画を視聴するときはできるだけWIFI接続を利用しましょう。
通信量が大きいアプリの使用
動画の次に通信量を消費してしまうのが地図アプリの使用です。
特にナビゲーション機能を使用した場合、GPSも利用することになるため通信量が大きくなります。
アプリのダウンロード
次に通信量が大きいのがアプリのダウンロードです。
アプリのインストールはWifi利用時に行い、自動アップデートをOFFにすればデータ通信使用量を節約することができます。
また、使っていないアプリは自動更新して無駄に通信しないようアンインストールしておきましょう。
日々の通信使用量をチェックする
知らず知らずの間に浪費される通信量は意外とたくさんあります。
日々の通信使用量はほとんどのスマホでチェックできるので、小まめに見ておくと良いです。
そんなに使用していないのに多く消費しているときは、ナビアプリを常駐させていないか?など確認してみよう。
格安SIM 気になる速度と通信制限 まとめ
毎日通信使用量をチェックすれば、メール送受信・SNSでのメッセージのやりとりは大して消費していないのが分かると思います。
仕事で地図アプリを頻繁に使わず、外出中はSNSしか使っていないなら3ギガもあれば十分です。 自宅でインターネット回線を契約しているのなら、帰宅してからWIFI接続すればデータ制限を受けることはほぼありません。
今回紹介したデータ容量節約方法を実施すれば、毎月通信使用量が余るはずです。
ちなみに、楽天モバイルは余ったデータを翌月分に繰り越すことができますのでかなりお得です。
私はDMMモバイルと楽天モバイルのどちらにするか迷いましたが、翌月繰り越しが可能な点で楽天モバイルを選択しました。
今のところ通信制限が起きたことがありませんので自分にぴったりだったのかなと思います。
もし格安スマホを検討しているなら、楽天モバイルのサイトでぜひ一度シュレーションしてみてください。