土用の丑の日もうすぐなんでウナギを食べに行くことになりました。
関西のウナギ屋さんは数多くありますが、江戸前風のお店も乱立しています。
そのため関西風のウナギを出してくれるお店を探すと、意外と限られてしまうことが分かりました。
今回は中でも老舗の柴藤さんに行ってみることにしました。
こちらはYouTubeで見つけたものです。柴藤さんがテレビ取材されてます。
創業300年の歴史があるようですね。
場所は大阪北浜の中之島公園近くです。
今回は京阪電車中之島本線 なにわ橋から歩いて行きました。
地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅からも歩いて行けますよ。
MAP見ながら迷わずに到着しました。
老舗らしい看板がありますのですぐに分かりますよ。
余談ですが、すぐそばにAppleタワーレジデンスというApple社のマーク入りのタワマンあります。
予約せずに来ましたので、お店の前で15分程待ちました。
もし行くときは予約して行った方がスムーズです。
行った時間は夕方6時前でしたけど、結構混んでましたね。7月だからかもしれません。
七夕の笹も飾っていましたよ。
老舗らしい暖簾で風情があります。
お店の前にはショーケースがあり、案内されるまでゆっくりメニューを選びました。
食べログでうざく(きゅうりとうなぎの酢の物)の皮がパリパリってレビューされており、注文しようか悩みました。
淀屋橋のOLさんは贅沢だなあ。
柴藤のひつまむしをランチするのか―。
今日は愛知県産の鰻だそうです。
表に書いてあるのは信頼できますね。
国産うなぎの漁獲量は養殖で少しづつ伸びてきてはいるものの、それでも国産うなぎは貴重です。
お店に案内されましたので早速注文。
連れは柴藤定番の大阪まむしにしておりました。
まむしはご飯の間にもウナギがあるボリューム満点のうな重です。
私はう巻き定食にしました。
老舗の鰻屋さんのう巻きって食べたことがなくて気になりましたよ。
うざくを横目にう巻きをチョイス。
ウナギが来るまでしばらく瓶ビールで待ちます。
ちなみに生ビールがなかったです。スーパードライとプレモル。夏ならドライっしょ。
う巻きがまず最初にやってきましたよ。
ビールのアテになってしまいました。卵に包まれてウナギがあっさりしています。
ダシ巻きのような旨味があります。 添えられているのは生姜だと思う。
寿司のガリみたいな感じ。口直しにちょうど良いです。
やっときました。ウナギのかば焼き。
注文ごとに生から焼いているので時間がかかるんですね。
ランチで食べるなら焦るかも。メチャクチャ美味しそう!
肝吸いも美味しそう。
う巻き定食のかば焼きとご飯です。
お漬物も付いています。
ご飯とお漬物はおかわり自由になってますよ。
ガッツリ食べたい方はご飯お替りしましょう。
さっそくかば焼きをご飯にオン!
つややかなご飯の上に一枚づつウナギを大切に戴きました。
ウマウマ。
かば焼きは皮目がカリカリとしていてとっても香ばしい。
さすが炭火焼き。いい香り。
江戸前のひつまぶしよりも噛み応えがあって旨味もこちらのほうがあるような気がするな~。気のせい?
蒸し工程がないからくどかったりするのかなと思いきやまったくそんなことありません。美味です。
かば焼き1枚半でご飯二杯目直行しちゃいます。
次はお漬物も一緒に。
こちらは連れのひつまむしです。
ひつまむしは蘭・桜・菊の3つのランクがあり、ランクが上がるにつれてウナギの枚数が増えるそうです。
ちなみにこれは桜です。
うなぎが敷き詰められていますが、ご飯の間にもさらにウナギが潜んでおります。
たれに濃厚なウナギの脂が漬かっているようで、かなりのボリューム。
男性でも十分お腹いっぱいになります。
ひつまむしもご飯のおかわり自由ですが、連れはおかわりできませんでした。
かば焼きとひつまむしのどちらか悩んでしまうと思いますが、初めて食べるなら大阪ひつまむしを堪能してください。
お腹いっぱいウナギを食べましょう。
女性なら菊でも十分の量だと思いますよ。
そしてウナギの皮のカリっと感を楽しみたい方や、脂っこいのが苦手な方はかば焼きがオススメです。
旨味たっぷりの鰻をほどよい量のタレで楽しめます。
あ~美味しかった。
帰りのエレベーターで気がつきましたが、もみのりも変わったみたいですね。
温暖化の影響で海苔も取れなくなってきたという話を聞いたことがあります。
新仔うなぎっていうんですね。
漁師さんや鰻屋さんの日々の努力で美味しい鰻が食べられるのですね。
これからも頑張ってください。ごちそうさまでした。
柴藤さんまた来ます。
大阪で鰻が食べたくなったらぜひオススメです。
予約してからお店にいくと安心ですよ。